気軽なだけじゃない、気の利いたカバン。

いつでも軽やかに外出できる軽さ・サイズの中に、収納力の高いポケット・PC用のスリーブ、財布等を収納するのに便利な内部ポケットなど、必要十分な機能性を盛り込みました。外部ポケットは、水筒や折り畳み傘など外出時にちょっと持っておきたいものを気軽に放り込んでおけるサイズとアクセスの良さ。またキーフックが付属しており、荷物が多い時も鍵を見失うことがありません。PC用のスリーブは背面のステッチで補強してあり、13インチのラップトップがすんなり入るサイズです。大事に扱いたい財布やスマホは独立した内ポケットへ。気軽だけど気の利いたカバン。それがCAYAがご提案する”easy knapsack”です。

気分で、状況で。自由な使い方。

バックパックのように背負ったり、トートバッグのように手で持ったり。自由度高くお使いいただける設計です。

幅の広いしっかりしたベルトは、背負った時の負担を軽減。使っていただく方の体格に合わせて、長さも調節いただけます。また、上部には革製のハンドルを備えており、トートバッグのようにもご使用いただけます。手に馴染む丈夫なハンドルは、持つ・引っ掛ける・手首に通すなど、自由な使い方をサポートします。

ちょっとした小雨は気にしない。

easy knapsackのメイン素材は、アウトドアでも使用される生地で、撥水性・耐久性もあり、シワになりにくい素材です。さらに、芯材による補強や、ステッチを2回縫製するなど、各部を丁寧に処理することで耐久性を高めています。いつでも気兼ねなく持っていける、軽くて丈夫なカバンに仕上がりました。

理想の革の追求するために。国内タンナーとの共創。

easy knapsackのハンドルは革製。手が一番触れるところだから、その質感にはこだわっています。CAYAでは、国内でも有数のタンナーと共創し、独自の革を作り上げました。ここでは、革づくりの工程を追いながら、独自の質感を生み出している工夫についてお話しできればと思います。

まず産地から届いた原皮は、防腐のために油を一気に洗い落とします。すると、革自体からは潤いが失われカサカサになってしまうため、再度、動物由来の油を入れていきます。この工程も、独特のやさしい質感に影響してきます。この油の浸透作業は巨大な木のドラムに入れ、1-2日ほど攪拌し続けて完了します。その後、革を無駄の少ない日本式のトリミング手法でカットして、乾燥させます。着色工程では、通常多く使われる顔料ではなく、しっとりとした仕上がりになるアニリン染料を選択しています。革づくりでは水を抜いたり質感を調整するために、プレスの工程があります。プレスの際は熱を加えることでエイジングしたようなツヤ感を出すことができるのですが、CAYAの「モイストスムースレザー」では、熱は加えず、革本来の優しさと自分で大切に育てていける変化していく革を作っています。

また、天然素材である皮革は有限で貴重なもの。丁寧に、できる限り廃棄を減らしたいという思いがありました。CAYAではそのための工夫をいくつか取り入れています。まず、一枚革のカットの工程では、日本方式のトリミング方法を選択。

こうして、全ての工程に目を通し、細部まで職人の方々と方々と共創しています。